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Kamiインタビュー

ジョシカクにメロメロ!? 佐伯繁『ジュエルス』スーパーバイザーインタビュー【後編】

11月16日、新宿FACEで旗揚げ戦を行ない大盛況に終わった女子総合新団体『ジュエルス』。この団体のスーパーバイザーを務めるのがDEEP代表の佐伯繁氏だ。以前からジョシカクに対するこだわりが大きかった佐伯さんの考える“俺だけのジョシカク論”とは? これを読めばジョシカクにメロメロとなること間違いなし!? ※【前編】はコチラです!!



大事なのは格なんだって。「この団体はこういう選手を使って、こういう試合を組むんだ」っていう意味での格


──ちゃんと意味があっての今回のメイン(石岡沙織vs長野美香)だったわけですね。
佐伯 そうだよ。ハッキリ言っちゃえば、メインに限らず、今回出たどの選手よりもセミのフジメグ選手のほうがファイターとしてはグン抜きなわけじゃん。

──まあ、そうなりますよね。
佐伯 でも、やっぱりそこは違うんだよな。旗揚げ戦ってことで『ジュエルス』の色も出したかったし。いままでの団体だったら間違いなくフジメグ選手がメインだった思うんだけど、新しい団体の方向性を考えたときに、まだ実力は発展途上だけども、ビジュアル面もいいものを持っている二人をメインにした。……ただね、俺的にはフジメグ選手もメチャメチャかわいいと思うんだけどな(笑)。

──佐伯さんの好みは置いといて(笑)、メインの石岡選手と長野選手は今後も上のほうの試合で使っていくわけですね?

佐伯 そうだね。彼女たちが育って、そのうちフジメグ選手だったり辻選手とかしなし選手、MIKU選手だったりとやるってなったときに「もうどっちが強いかわからないな」というぐらいのところまで持っていかなきゃいけないと思うしね。だから、あえて、このカードはいましかできないなって思って組んだの。これを旗揚げ2戦目にやっても意味はないなって思ったんで。

──いろいろと考えてるんですねぇ。
佐伯 そりゃあ考えてるよぉ! 

──もうジョシカクは佐伯さんに任せておけば安泰ですね。
佐伯 そりゃそうだよ。久保(豊喜・GCMコミュニケーション代表)さんなんかは「アイツは顔で決めやがって」とか言うけど、顔だけで決めたつもりはないしね。でも、やっぱりさぁ……、根本的な話をさせてもらっていい?

──どうぞ、どうぞ(笑)。
佐伯 1試合目に出た杉山しずかはかわいかったでしょ。

──根本的な話って、そういう話ですか(笑)。
佐伯 そう。2試合目の石川(菊代)選手もSACHI選手もかわいいでしょ。実際、SACHI選手なんか最近伸びてきてるから、今回のメインの二人と同格だと思いますよ。

──SACHI選手っていうのは、青木真也選手もお気に入りの選手ですよね。
佐伯 そうだね。で、逆に吉田(正子)さんは吉田さんで違った雰囲気があるわけよ。なんか、雰囲気がね、意外と女の子の可愛さを感じるんだよね。

──意外と女(笑)。
佐伯 (無視して)で、赤野(仁美)さんも普通にしてるとOLに見えるじゃん?

──普通のOLって、誉めてるんだか微妙ですけど。
佐伯 それでいて強さも飛び抜けてるし。で、HIROKO選手はキレイでしょ。おっきいし。そう考えたらさ、やっぱ客は観るって!(キッパリ)。

──キャラが立ってる選手は多いですよね。
佐伯 そうでしょ。結局ね、いまのジョシカクっていうのは、プロモーターから言うと、しなし選手が出るから、辻選手が出るから、MIKU選手が出るから、フジメグ選手が出るからっていって、チケットは売れへんのよ! もちろん、相手次第っていうのもあるけどね。

──そういうもんですか。
佐伯 大事なのは格なんだって。「この団体はこういう選手を使って、こういう試合を組むんだ」っていう意味での格。出したらチケットが売れるんだったら、誰でも出してるよ!

──そうなりますよね(笑)。
佐伯 それはDEEPでも一緒。もちろん、マッチメイクも重要なんだけど、いまチケットを売ろうと思ったら、友だちや知り合い以外に買ってもらうには「おっ、ちょっとこの試合観てみたいな」とか「あの選手の顔を観に行きたいな」って思わせるしかないんだよ。ある意味、女子っていうのは、そういった部分のオタク心を取り入れられるのよ。

──なるほど。
佐伯 そういうことを考えると、やっぱり重要なのはビジュアルになってくるんだよ、実際の話。

──そういう意味では、これまでビジュアルのいい選手を取り入れて、いわゆるオタクの皆さんを引き入れたいと公言する団体がなかったのが不思議ですよね。
佐伯 いや、それもまた違う。そういう話になってくると、一番初めに俺がスーパーバイザーやった団体があるじゃん?

──あ〜、田代まさしさんの元マネージャーが代表だった『ラブインパクト』ですね。
佐伯 あのイベントなんて完全にそれを狙ってたから。ホントだったら、アイドルたちに総合格闘技をやらせようって話だったんだわ。

──あ、そうだったんですか。
佐伯 ただ問題は、アイドルたちを闘わせちゃダメなわけよ! それはまた違うんだよな。

──まあ、長続きはしないでしょうからね。
佐伯 それもそうだし、だいたい強くなるわけねえじゃん。結局、ある程度実力があるからいいわけでね。芸能人使ったら話題にはなるよ。でもそれでブレイクするかっていったら難しいと思うし、だいたい一回もできないままで終わっちゃったわけだろ(苦笑)。

──結果的にはそうですね(笑)。
佐伯 芸能人を使っても、そのときだけの話題でしょ。やっぱり継続していくにはアスリートでそこそこ実力もあるけど、かわいいっていう部分じゃん。必要なのは。

──女子ゴルフも宮里藍と横峯さくらの二人が出て来てから一気に注目されるようになりましたからね。
佐伯 そうでしょ。でもさぁ、不思議なもんでさぁ、それが連鎖してさ、ちょっとかわいくないヤツも観ちゃうでしょ? 女子ゴルフのツアーとか。

──そこまでチェックしてますか(笑)。
佐伯 それと一緒で、結局そういうのがきっかけで観に来てもらって、「こんな強い選手がいるんだ」って思ってくれればそれでいいじゃん。実際、そうやって増やしていくしかないもん。で、もしも、ジョシカクが一年以内に爆発的に客が入るとしたら、もうオタクしかないって!(キッパリ)。

メディアで仕切ってるヤツはみんな男なんだもん、最終的に。みんなかわいい子好きなんだよ!


──オタクパワーにかけるしかない、と?
佐伯 そうだよ。逆に言ったら、充分可能性はあるよ! この選手も、この選手も、この選手だって!(パンフレットに載っている選手を次々と指差して)。

──凄い! 敏腕マネージャーみたいだ!(笑)。
佐伯 ホントにそれは思うよ。だって、バトミントンのオグシオとか、ビーチバレーの浅尾美和とかさ、全部答えが出てるじゃん! 男子のバトミントンとかビーチバレーって観ないでしょ?

──観ないですね。
佐伯 さっきも言ったけど、ゴルフだってそう。

──石川遼君とかは人気がありますけどね。
佐伯 あれは魔裟斗みたいなもんでしょ。それはそれで同じじゃん。イケメンってことでしょ。結局、これから先にメディアが扱うにしたって女子なんだよ。

──そういうもんですかね。
佐伯 そりゃあそうじゃん! メディアで仕切ってるヤツはみんな男なんだもん、最終的に。みんなかわいい子好きなんだよ!(笑)。

──なるほど(笑)。でも、佐伯さんの話を聞いてるとジョシカクを観に行きたくなってきましたよ。
佐伯 だろ! たとえば、俺がね、こないだも笹原(圭一DREAMイベントプロデューサー)さんたちとしゃべってて、「ホントにかわいい子が多いんですよ!」って言うと、みんな「行ってみようかな」ってなるからね。

──わかりやすいですねぇ(笑)。
佐伯 それでね、これはちょっと書けないんだけどさぁ。

──また書けない話ですか(笑)。なんですか、今度は?
佐伯 俺の話を聞いてジョシカクを観てみたくなったって言うけどさ、だいたいね、俺がいまメロメロなんだもん(かわいらしく)。

──アハハハハハハハ! それは書きますよ!(笑)。
佐伯 いやいやいや、待ってよ(苦笑)。それ書いたら誤解されるから。

──誤解ならいいじゃないですか(笑)。
佐伯 まあまあ、それはいいんだけど、正直あんなに客が入ると思わなかった!(満面の笑みで)。

──旗揚げ戦というのもあってか、会場は新宿FACEとはいえ超満員でしたからね。
佐伯 ビックリしたよ、ホントに! 

──なんでそんなに売れたんですかね?
佐伯 いや、やっぱりマニアだと思うよ。

──やっぱりマニアでしたか(笑)。佐伯さんは大会前からビジュアル面のことしか言わなかったですからね。「ビジュアルがいい子を集めました」って。それが届いたってことなんですかね。
佐伯 それもあるんじゃないの? 

──これからは公開計量とかやったほうがいいんじゃないですか?
佐伯 それはもう考えてる。ウシシシシシ。

──もう考えていましたか(笑)。
佐伯 前もDEEPであったんだわ。(渡辺)久江がちょっとオーバーして、マスコミの前で「脱ぐ」って言ったんだよ。「それはやめろ!」って言ったんだけど、体重を計ってた野口(大輔レフェリー)だけが見てたのよ。やっぱ、ドキッとするぜ!

──「するぜ!」って(笑)。困ったスーパーバイザーだ。
佐伯 (急に真面目な顔になって)でも、そういう部分で、サイン会を試合の前にやったりしたらファンが行列するような時代に、『ジュエルス』だったら1年でできる!(キッパリ)。

──頼もしいですねぇ。
佐伯 なんか俺はビジュアルビジュアルばっかり言ってるみたいに思われるけど、俺だってこだわりはあるよ。

──それはどういった部分ですか?
佐伯 ルールだって、いまはパウンドなしっていうのは引かなかったし。いろんな細かい部分はこだわりはいっぱいある。興行だってちゃんと計算してるわけよ。5試合終わったら、絶対休憩入れて挨拶させる。映像はオープニングで使って、煽り映像はメイン前だけしかやらない。で、旗揚げ戦は日曜日だったから、あんまり引っ張りすぎて時間的にも遅い時間までやりたくないっていうことも含めてね。そういう意味では全部考えてやってるから、実際には。

──よっ、スーパーバイザー!(笑)。なんかジョシカクがブレイクしそうな気がしてきましたよ。
佐伯 そうだろ? 引き込まれただろ?

──そうやって、スポンサーはお金を出すんだなっていうのがわかったような気がします(笑)。
佐伯 あ、そっちか(笑)。まあでも、ホントにこの先のジョシカクは楽しみだよ。

──スーパーバイザーがメロメロになるぐらいですからね(笑)。
佐伯 いやね、もうホントにメロメロだからなぁ……(とろけそうな声で)。

──ちなみにどなたにメロメロなんですか?
佐伯 そんなもん、全員に決まってんだろ!

──全員にメロメロっていうのは、ちょっと無理があるような気も(笑)。
佐伯 だってさぁ、夢に出て来たんだよ。

──は!? 何をおっしゃってるんでしょうか?
佐伯 なんでさぁ、夢にまで出て来る?(真顔で)。

──もういいです(笑)。今後のジョシカクの発展を期待してます!

【08年11月17日/『kamipro』編集部にて収録】
さえき・しげる■1969年6月24日、富山県出身。01年よりDEEPを手がけ、現在ではDEEP本戦のほかにもclub DEEP、DEEP GLOVE、DEEP X、DEEPメガトンGPなどDEEPブランドの大会を多数手がける。同時に現在は女子総合格闘技ジュエルスのスーパーバイザーに就任。選手からの信頼も厚く、多くの人材をDEEPから輩出している。170cm、110kg。

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