11月16日更新
秋山が「芸能活動し続ければ本末転倒」に反論!? ボブ・サップ vs イ・ワンピョの試合は八百長!?
先週、韓国では53歳の国民的プロレスラー vs ボブ・サップのMMAルールによる試合が行なわれ、これが真剣勝負かプロレスか、あるいは八百長なのかがネット上で大きな話題となった。また東亜日報では、記者の記者が秋山成勲にガチンコ質問をぶつけるなど、秋山成勲のインタビューの一部も紹介!
■“週刊魔王”更新!! 秋山が「芸能活動し続ければ本末転倒」の質問に回答!!

11月15日(現地時間)にはラスベガスに開催された『UFC91』に姿を見せたといわれる秋山だが、韓国では11月14日の東亜日報には先週、越冬キムチづくりのイベントに参加した際に受けたインタビューが掲載されている。気になる内容は、現在の韓国での秋山人気を受けたものとなっており、なかなか興味深い。
まず、タレントとして追及したいスタイルを問われた秋山は「日本では“孤独なファイター”というイメージを持たせようとして、鋭さを最大限に演出しろと言われます。反面、韓国では身近で気さくな自分本来の姿を強調するんですよね。実際、自分は孤独な人間ではないですよ。コーヒーも一人では飲めません」と答え、日韓でのイメージ戦略について語っている。
続いて記者は「芸能活動ばかりすれば、“本末転倒”という批判も韓国で出てくることが予想されるが?」と直球の質問をぶつけ、秋山は「ほかの国で活動するならば誤解されるかもしれませんが、韓国ですからね。自分にとって母国は韓国であって、日本は自分が育った場所だと考えています。芸能活動をするのは柔道や格闘技を広く知ってもらうための手段として見てほしい。やろうとしても24時間ずっとトレーニングすることしできないでしょ?」と回答。
さらに記者は「人気が落ちるのが怖くないですか?」と追撃。すると、秋山は「もちろん落ちるのはイヤですよ。でも反対に考えればいまは人気があるのでいいです。大切なのは、どんな状況でもブレない自分の気持ち。自分を信じていますよ」と余裕の答え。
このインタビュー記事には、現在の秋山の韓国での人気にも迫っている。最近、韓国の広告界では“秋山効果”という言葉も生まれたそうで、秋山がモデルとして出演したキア自動車の高級車は、6月に販売を開始し、現在までに2万5000台近い売り上げを記録。不況の韓国経済では異例の数字で、キア自動車としても期待以上の成果だという。また秋山が出演したバナナ牛乳も、やはり4月に秋山をモデルで起用してから売上額が10パーセント増加したとのこと。さらに歌手デビューした秋山の「一つの愛」のデジタル シングルは3月21日に公開されると、一日で5000件も売れ、一時はデジタル売上チャートで3位まで浮上。現在まで6万8000件のダウンロードを記録しているという。このような“秋山効果”について、ソウル大消費者学科のキム・ナンド教授は「外見は荒々しいが、内面の感性は柔らかい秋山の両面性が人気を得ている」と分析している。はたして、秋山人気はいつまで続く?
■イ・ワンピョ vs ボブ・サップの試合は真剣勝負!?
先週お伝えしたとおり、11月12日にソウルでボブ・サップが韓国の“国民的プロレスラー”イ・ワンピョと対戦した。試合は、調印式でイ・ワンピョが要求したMMAルールで行なわれ、なんと53歳のイ・ワンピョがサップに対し、ヒザ十字固め、ローリングソバットで攻め立て、最後はガードポジションからの腕十字でボブ・サップに勝利。試合時間はわずか1分57秒だった。イ・ワンピョは試合後、「死ぬ気で闘った。この勝利をキム・イル先生(大木金太郎)に捧げたい」とコメント。ボブ・サップは「ワンピョは強かった。実力で言えばチェ・ホンマンのほうが上だが、ワンピョは試合運びがうまかった。K-1ルールで再選したい」とコメントしている。しかし、53歳でMMAは初めてというワンピョの激勝に、当然のごとくネット上では「八百長だろ」という意見が巻き起こっている。格闘技ニュースサイトのMFIGHTによれば、試合が終わったあと、会場では三つの異なったファンの反応があったという。ひとつは『さすがイ・ワンピョ』と言って親指を立てるファン、次に八百長だと言って失笑をこらえきれないファン。最後は「どうせプロレスの試合。真剣勝負かどうかを問うこと自体が無意味」というファン。その上で「選手はファールカップもつけず、バンデージも巻いていなかった。副審もおらず、主審だけしかいなかった」などと指摘しながら、「どうせ騙すならちゃんと騙してほしい。中身はプロレスなのに、パッケージをMMAで売り出すのはよくない」と批判している。試合前からイ・ワンピョ自身が「筋書きなしで真剣勝負をする」とコメントしていること、また、主催者も「既存の総合格闘技の試合である」と喧伝したことから、一部の機関を除き、報道各社は「イ・ワンピョがMMAデビュー戦でボブ・サップ撃破!!」と報じているという。はたしてその真相は!?
■柔術大会に兵役中のトルネード・ソン出現! 68キロ級で優勝!
日本のMARSで活躍し、現在は兵役期間中のトルネード・ソンが、突如として11月9日にソウルで開催された第9回韓国ブラジリアン柔術連合大会に登場! あいかわらずの強さを見せて着ありの青帯の部68キロ以下級で優勝した。トルネード・ソンは軍隊への入隊を希望せず、トレーニングもできる特例防衛産業関連企業で勤務している(軍での勤務でない代わりに兵役期間が少し長い)。今回は大会の開催日に休みをとって出場したという。普段も勤務が終わったあとに、トレーニングをしながら技術と体力を維持し、今後も日程を調整しながらアマチュア大会に出場し、試合感を失なわないようにする計画だ。ソンは着なしの74キロ以下級にも出場したが、こちらは入賞ならず。ソンの所属する大邱(テグ)MMAアカデミーのイ・ジェフン館長は「復帰後、世界の70キロ級で活躍を狙うソンにとって、今回の負けはいい薬になるだろう。以前には着ありでも着なしでも優勝していたが、いまは70パーセントの状態。まだ勤務時間後にトレーニングできない日もあるので、今後練習できる環境が整えば、以前のレベルに戻すことも可能だろう」と話した。気になるソンの復帰は2011年になる見込みだ。また、この大会ではスピリットMCのミドル級チャンピオン、イム・ジェソクも出場し、着なし無差別級で優勝している。
■『M-1チャレンジ』でアレキがイ・サンスと対決!
世界各国で順調に大会を開催している『M-1チャレンジ』の国別対抗戦だが、今度は11月21日(金=現地時間)に、ロシアのサンクトペテルブルグにおいて『M-1チャレンジ9』が開催される。この大会には韓国から、MARSで活躍していたキム・ドヒョン、スピリットMCウェルター級前王者、ナム・ウィチョル、『HERO’S』でも活躍したホ・ミンソク、そして古くはパンクラスにも参戦していたキム・ジョンワンも参戦し、ロシアチームと対抗戦を行なう。スーパーファイトでは、ローマン・ゼンツォフに勝利した経歴を持つイ・サンスがエメリヤーエンコ・アレキサンダーと対戦する。イ・サンスはコマンド・サンボの試合でヒョードルとアレキサンダーのどちらとも対戦経験がある(結果はともに敗戦)。なお、この試合にはギルバート・アイブルもスーパーファイトで参戦することになっている。
■韓国の立ち技打撃大会『トルネード』が4度目の大会を開催!!
韓国の立ち技イベント『トルネード』が11月30日に4度目の大会を開催する。この試合では日韓3 vs 3の対抗戦をはじめ、カナダ、タイなどから外国人選手も参戦する。日本からは、新日本キックボクシングミドル級1位の喜多村誠(伊原ジム)らが参戦する。大会を主催する株式会社コリアファイターのオ・セヒョン代表は「今年『トルネード』の大会コンセプトは国内選手の実力を向上させること。K-1人気で、格闘技ファンの見る目も向上したが、それに合わせて選手の実力を向上させなければ」と語った。この大会は、当日の17時からインターネットの“GOM TV”で生中継される。