12月14日更新
秋山が韓国のUFCの版権所有マネージメントと接触! 秋山のマネージャーが「FEGが無理難題を要求」と発言!!
12月11日(木)に開かれた『Dynamite!!』の追加カード発表会見では、青木真也vsエディ・アルバレスが発表され、同時に今年の大晦日には秋山成勲は出ないことも併せて発表された。この報道を受けて、韓国では会見前後に韓国に滞在していたという秋山の行動から、さまざまな憶測が流れている。今週はそんな韓国発の秋山報道を紹介する。
■秋山のマネージャーが「FEGは無理難題を要求する」と発言!!

韓国では12月11日の追加カード発表会見の前、同日の午前9時、『ヘラルド経済』紙に「秋山成勲、K-1に振り回されてきた韓国人選手の二の舞にはならない」というタイトルの記事が掲載されていた。
この記事では、FEGと秋山側の『Dynamite!!』出場交渉がまったく進んでいないことを指摘したうえで、「秋山は『12月は練習に集中する』と言いながら、12月10日の『第25回コリア・ベストドレッサー2008』の授賞式に受賞者として参加するなど、格闘技以外の仕事に重点を置いている」と指摘。FEGとの交渉不調の理由については「両者の意見の差があまりにも大きいようだ。秋山の韓国内のマネージメントを担当する、ある側近は『FEGはこちらが呑めないような条件を度々提示してくる。ずっと交渉を続けているが、このままでは100パーセント出場するとは言えない状態』と打ち明けた。この側近は『これまでにFEGと契約を結ぶ際に、損害を被った韓国人選手は非常に多い。もうこれ以上振り回されたくない』と答え、FEGの姿勢を批判しながら交渉過程で主導権を譲りたくない姿勢を見せた」と報じている。
また、この記事では秋山がFEGと再契約する際の金銭面についても触れ、「秋山は授賞式で『契約に関してはまだ言えない』と答えたが、ほかの関係者らによれば、FEGとは今回の『Dynamite!!』の単発出場ではなく、10億ウォン(約6600万円)を超える巨額の複数年契約を結ぶ方向で進めている」という情報を掲載している。
結局、この数時間後にはマネージャー氏の発言どおり、秋山の『Dynamite!!』出場はなくなってしまったのだが、秋山サイドとしては提示された10人の選手と条件面を「呑めない条件」であったと考えていたようだ。
■韓国メディア、FEGコリアも秋山の行動を批判!!

この秋山の大晦日欠場の報道は、韓国でも広く報道されているが、格闘技&秋山ファンのあいだには失望感が広まっている。また、メディアも秋山に対して厳しい論調の記事を掲載し始めている。
韓国の格闘技ニュースサイトのMFIGHTは、12月11日にFEGコリアのチョン・ヨンス代表にインタビューしている。そこでチョン代表は「秋山が大会に出場したいと言えば、FEGは対戦相手の候補リストを作って提示する。しかし、秋山はこれまでにも時間を引き延ばしながら、最終的には実力の見劣りする相手ばかり選んできた。今回は日本のテレビ局TBSも、『Dynamite!!』の残りカードが少なくなってきたこともあり、秋山が今年DREAMで行なってきたような味気ないカードになるぐらいなら、むしろ秋山の起用を諦めたほうがまし、と考えたようだ。決定的なのは、そこに秋山本人が『出場しない』と伝えてきたので、それ以上交渉する理由がなくなった」と答えている。
『Dynamite!!』は韓国でもテレビで生中継されるが、秋山の欠場を受けてチョン代表は「『Dynamite!!』の試合は一つ一つがメイン級の重みを持っている。秋山選手は重要な選手ではあるが、彼の試合だけがすべてではない」と、契約が切れたからか冷たく突き放している。
さらに、MFIGHTはこの1年間の秋山とFEG側の駆け引きを振り返りながら、「秋山成勲は今年、DREAMに2度出場したが、対戦相手の交渉段階で時間を引き延ばした上に、結局、柴田勝頼、外岡真徳という自分の実力にはふさわしくない相手と対戦。どちらの試合にも勝ちはしたものの、緊張感もなく盛り上がりを欠いた」と批判。さらに、「『Dynamite!!』の出場交渉でも同様の事態が繰り返されたため、今回はFEGも断固たる態度をとった。大会開催を20日後に控え、最終的に交渉を打ち切り、秋山を出場させないことを決断した。FEGとの契約が終わった直後、秋山は渡米し、UFCを現地で観戦している。これも再契約で自分に有利な条件を引き出すための駆け引きであると推測されるが、この行動も主催者との関係でプラスに作用することはなかった」としながら、「秋山自身は来年初めにも再び交渉を開始するつもりのようだが、今回の秋山サイドの駆け引きは、『Dynamite!!』への出場を期待していたファンだけが失望させられる結果に終わった」と、ファン不在の秋山の行動を非難している。ただし、今後の秋山の上がるリングは、「結局、FEG系列のDREAMである可能性が高い」と予想した。
■秋山が韓国のUFC版権所有マネージメント者と極秘会談!!
しかし、こうした「結局は元の鞘に収まるのでは」という論調に反する記事も登場している。12月13日に掲載された『東亜日報』の記事では、秋山はUFCに行く可能性が高いとしている。その理由として、「12月9日『コリア・ベストドレッサー2008』の授賞式の出席などのために韓国を訪問した秋山は、10日午後、韓国屈指のマネージメント業者であるIBスポーツを極秘に訪問し、関係者と会合を持った。IBスポーツはUFCの韓国内での版権を保有する会社だ」という韓国内での秋山の行動を理由に挙げている。
さらに、『東亜日報』はIBスポーツ関係者から「マネージメント契約などに関する内容はまったくなかった。ただ、秋山側が会社訪問を希望したので、日程を調整した」と話を聞き出し、契約に関する話ではなかったとしながらも、秋山が訪問した事実は認めている。
■韓国のファンも秋山に失望感を示す
08年に秋山はDREAM柴田、外岡と対戦しただけで、自分の契約を有利に結ぶために、『Dynamite!!』を欠場するというファン不在の行動を見せつけられ、韓国のファンも秋山に対して「がっかりした」「理解できない」「何を考えているのか」という反応が見せている。中には「UFCに行けばいいこと」「何か考えがあるはず。静観しよう」という意見もあるが、一方で、「秋山がUFCに行くとは到底思えない」と意見も少なくない。現時点では『Dynamite!!』への出場を期待していた韓国のファンの失望感は大きく、秋山擁護の傾向が強かった風潮に変化が出ているようだ。
以上、秋山『Dynamite!!』欠場発表に動揺を隠せない韓国からの情報でした。韓国で芸能活動を展開する秋山には、韓国のテレビ局やマネージメントとの接触する機会が増えることが予想されることから、今後も韓国からは秋山の周辺記事が多く報道されることだろう。このコーナーでは引き続き、韓国での秋山周辺情報を追っていく予定なので、お楽しみに!