5月31日更新
「ホンマン勝っても『恥ずかしい勝利』とバッシング! 秋山成勲が韓国大手のスポーツマネージメント会社と契約!!」
先週、日本では5.26『DREAM.9』が開催され、チェ・ホンマンが元大リーガーのホセ・カンセコと対戦することが話題となった。ホンマンはカンセコに対し、完璧な内容で勝利したものの韓国でのバッシングは依然として続いているようだ。また、7月の『UFC100』への出場が決まっている秋山成勲は、韓国での活動を本格化させるために韓国の大手マネージメント会社と契約を締結した。今週もそんな気になる韓国格闘技情報をお届けします。
■ホンマン、勝っても「恥ずかしい勝利」とバッシング……

5.26『DREAM.9』のスーパーハルクトーナメントの一回戦で、元大リーグのホームラン王、ホセ・カンセコに秒殺勝利したチェ・ホンマン。だが、『DREAM.9』前に公開された映画『GOEMON』でホンマンが豊臣秀吉の護衛武士役で出演したことが大問題となり、カンセコに秒殺勝利したにもかかわらず、あいかわらずバッシングは続いているようだ。
5月26日、韓国のスポーツ情報サイト『マイデイリー』は「チェ・ホンマン、カンセコ相手に恥ずかしいTKO勝利……次の相手はミノワマンか?」というタイトルの記事を掲載。この記事によると「これでホンマンは6連敗のドン底から脱出した。だが、カンセコとの試合は初めからまともな試合になるはずがなかった。ホンマンは勝つには勝ったが、まったくスッキリしない勝ち。この試合がまともな試合になるとはだれも思っていなかったし、一部では『ただ金儲けを考えただけの年間最低試合』という酷評もあった。最低の試合と言われたホンマンにとっては憂鬱な結果である。あまりにも相手が弱いため、練習した動きも見せることがないまま終わってしまった」と勝ったものの、韓国でホンマンを褒める雰囲気はまったくない。
同記事では、ホンマンの次の相手はミノワマンが有力と予想。「日本で人気のあるミノワマンは小さい体格だが、巨漢選手と試合をすることで有名だ。その延長線で見ると、ホンマン vs ミノワマン戦が実現する可能性が高い。ホンマンとミノワマンの体重差は約60キロあるが、ミノワマンにとってホンマンは、グラウンドテクニックがあまりなくスピードも速くないため、準決勝の3選手の中では最もやりやすい相手。とにかくチェ・ホンマンとしては、次の試合ではるかに小さな選手を相手に、恥をかかないよう真剣な準備が不可欠だ」。韓国メディアの論調は、もしミノワマン戦が実現したとしても一切負けることは許さない、といった雰囲気だ。勝っても叩かれるホンマン。悪いイメージを払拭するためにはスーパーハルクでの優勝しかなさそうだ。
■秋山成勲が韓国大手のマネージメント会社と契約提携!

日本では、秋山道場を開設させたことが話題となった秋山成勲だが、韓国では5月30日(土)、韓国大手のスポーツマネージメント会社、IBスポーツと独占マネージメント契約したことが話題となっている。IBスポーツのイ・ヒジン代表は「韓国でのUFC放映権の所有者として秋山選手のUFC進出に協力した、我々IBスポーツは、彼とマネージメント契約を結び、各種の収入に関する業務、およびそのマネージメントを引き受けることになった。我が社のマネージメント事業の専門性と経験を土台として秋山選手が、今後UFCでベストの力が発揮できるよう積極的に支援する」とコメント。IBスポーツはフィギュアスケートで人気を博すキム・ヨナをはじめとし、サッカーなど、スポーツ界のスター選手らが多数所属する大手のスポーツマネージメント会社である。秋山サイドは「IBスポーツは韓国最高のスポーツマーケティング会社としてUFCの放映権を持っており、キム・ヨナ選手をマネージメントした経験、また幅広いネットワークを備えているので契約することに決めた」という声明を発表している。契約の内容などは明らかにされていないものの、韓国大手のマネージメント会社と契約を結んだことから、今後も秋山の韓国内での芸能活動は活発化されることが予想される。
■韓国の立ち技新イベントにバタービーン参戦!

6月7日、韓国・ソウル市奨忠(チャンチュン)体育館で旗揚げされる韓国の新立ち技格闘技イベント『武神』に、バタービーンの参戦が決定した。対戦相手はチェ・ムベの主宰するチームタックル所属のキム・ジェヨン。ジェヨンは最近、4.29『M-1チャレンジ』ディファ有明大会で試合をしており、敗れたものの極真空手仕込みのアグレッシブな打撃で会場から大きな声援を受けたファイター。キム・ジェヨンは。この試合に向けて「いつもバタービーンの試合は楽しんで観ていたし、彼のファンだった。世界的な選手と闘って自分の力を伸ばすよいチャンス。身長の差は精神力で克服してみせる」と意気込みを語っている。
また、この大会には『戦極』で活躍するDEEP元ライト級王者のハン・スーファンに続き、昨年9月の『戦極〜第五陣〜』で國奥麒樹真と対戦したクォン・アソルの出場も決定した。クォン・アソルはK-1 MAXでHIROYAと対戦したことのあるイケメンファイター、クォン・ミンソクと対戦する。クォン・アソルはもともとスピリットMCを主戦場としていた総合格闘家。スピリットMCの活動停止と大会スタッフが大挙して『武神』に移籍したことから、同様に遺跡を決意したものとみられる。対戦相手のクォン・ミンソクは「クォン・アソルはMMAの打撃ではある程度の才能はあると思う。エンターテイナーだし、韓国での知名度もあるが、今回の試合は立ち技だ。真剣勝負の真髄を思い知らせる」と闘志を燃やしている。これに対して、口が悪いことで知られるクォン・アソルは「総合格闘技に踏み出す勇気のない青二才がギャーギャー騒いでいるみたいだが、戯言に耳を貸すほどオレの心は広くない。ただ試合で真の実力を見せるだけ」と早くも舌戦を展開している。
また、キム・セギと対戦するハン・スーファンは「自分よりキム・セギのほうがプレッシャーはあるだろう。昨年、日本の大晦日でもK-1ファイターは総合の選手に惨敗している。今回も結果は同じになる。立ち技専門の選手が総合の選手に負けたら引退するしかないだろ? 総合格闘技家は科学的で体系的なトレーニングをしているし、技術面と体力面すべて向上させているが、立ち技の選手はいまだに前時代的なトレーニングに固執している。もっと効果的な練習方式が必要じゃないのか?」と挑発している。
そのほか、同大会には日本のITF-JAPANの高木浩二に続き、全国テコンドー選手権大会でライト級3位に入賞したことのある森昌典の出場も決定。また、異色の選手としてはモロッコでテコンドー留学中のシーク・モハメド・アルサーニというカタール王国の王子が参戦する。アルサーニは「カタールにも多様な武術が存在するがテコンドーほど柔軟で、魅力的な武術はほかにない。テコンドーを知らせるための努力は惜しまないし、祖国の国民の健康のためにカタールにもテコンドーを普及したい」とテコンドー愛を口にしている。
いよいよ来週末に旗揚げ戦を行なう『武神』。全カードは以下のとおり。
■6.7『武神』
韓国・ソウル市清忠体育館
【対戦カード】
1.[ウェルター級]
キム・イルグォン vs チェ・ドゥホ
2.[ライト級]
森昌典 vs キム・ドンヒョン(UFCファイターとは同名異人)
3.[スーパーヘビー級]
イ・チャンソプ vs ノルディン・タマルート(モロッコ)
4.[ウェルター級]
キム・セギ vs ハン・スーファン
5.[ウェルター級]
イ・ジェソン vs 高木浩二
6.[ウェルター級]
ナジブ・ヒミッチ(オランダ)vs オ・ドゥソク
7.[ミドル級]
シーク・モハメド・アルサーニ(カタール) vs ハン・チュン
8.[ウェルター級]
クォン・ミンソク vs クォン・アソル
9.[スーパーヘビー級]
キム・ジェヨン vs バタービーン