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週刊新日本プロレスNOW通信!

11月2日更新

1.4東京ドームのチケットは? メチャクチャ売れてますねぇ!

変わりつつある新日本プロレスの現在をライセンス事業部の阿部タケシ氏と武田有弘氏がわかりやすく解説! 本誌編集部の素朴な疑問に答えていく当コーナー、今週のテーマは「1.4東京ドーム大会」だ!
聞き手/真下義之

1.4のチケットは初動でいけば300パーセントぐらいはいってます


ーーさて、前回は天山vs飯塚のチェーンデスマッチのお話をうかがいましたけど、メインの武藤敬司vs中邑真輔のIWGP劇場は、結末も含めていろんな意味で意外だったんですけど……。
阿部 武藤敬司がひさびさにヒヤリとした試合であり、「中邑真輔の強さも出たんじゃないかな?」と思いましたけど。

ーー武藤さんの個人芸は光りましたけど、中邑選手に関しては内容的に「まだ厳しいな」っていう声もあったんですが。
阿部 う〜ん。やっぱり武藤敬司というのはダテにトップを張ってないですよね。一筋縄じゃいかないって感じで。
武田 弁護するわけじゃないけど、中邑真輔って不思議な選手で、もの凄く“負け”が似合わないタイプなんですよ。

ーーああ、確かに試合うんぬんより、「とにかく勝てば評価される」みたいな部分はありますね。
武田 凄くクラシックで、いまの新日本では珍しいタイプですよね。闘魂三銃士よりも古いタイプというか。それに、菅林社長はかなり中邑真輔に思い入れが深いんですけど、01年〜02年くらいにZERO−ONEや全日本プロレスに選手やフロントが流れたあとに新日本に入ってユークスに買収される前後の一番厳しい時代に、新日本を支えたうちの一人だからなんですよ。

ーーなるほど。その菅林社長も大会後は珍しくノーコメントでしたよね。あれはIWGPのベルトを武藤さんに勝手に置き去りにされたことで、カンカンになってたっていう説もありますけど。
阿部 たしかに僕らも近寄りがたいピリピリしたムードは感じました。そりゃ中邑も勝てないし、ベルトはリングに置き去りにされるし。

ーーただ、いまの新日本のビックマッチって最後にドンデン返しがあったりするので、今回はドームに向けて、「もっと予告編的な展開があるのかな」って思ってたんですよ。ウチも「10月の両国を見れば、1.4東京ドームがわかる!」と焚いてましたんで。
武田 まぁ、少なくとも武藤さんが1.4東京ドームのメインでIWGP戦をやる、ということはわかったんじゃないですか(笑)。

ーーただウチは繰り返ししつこく言ってますけど、ホントにいまのプロレス界を左右するくらい、このIWGP劇場のおとしまえの付け方は問われると思うんですよ!
阿部 ホントに毎回『kamipro』はプレッシャーかけてくるなぁ〜。
武田 まぁ、そういう期待は確かに周囲からヒシヒシ感じますけど……。ちょっと肩に力を入れて考えすぎじゃないですか?

ーーダハハハハ! 『kamipro』は考えすぎですか。ただ、すでに1.4東京ドームのチケットは売り出されてるんですよね?
阿部 これは、メチャクチャ売れてますねぇ! ちょっと売ってるほうの僕らもビックリするくらい。

ーーほう。そんなに売れてますか?
阿部 先行発売の両国大会だけで相当売れましたから。初動でいったら、昨年対比で150パーセントくらい?
武田 初動でいけば300パーセントぐらいはいってますね。まぁ、具体的な数字は言えないですけど……、いまの時点ですでに両国国技館が埋まるくらい、売れてるんじゃないですか。

ーーえっ! ……もう、そんなに?
武田 だから、なおさらプレッシャーがかかってるんですよ。かつて新日本プロレスでチケットがバンバン売れてる時代には、カード編成にもゆとりがありましたけど、いまはそういうわけにもいかないですから。

ーー菅林社長の話によると、この好調を受けて「できればドームのジャンボスタンドも開放したい」っていうことですけど。
武田 もちろんここ数年できなかったことですから、開放できればいいですよね。
阿部 やっぱり社長の話が会社の総意ですから、あくまで目標としては掲げておきたいですけどね。ただ、両国の先行発売でも16時に開場して同時にチケットブースをオープンしたんですけど、17時に試合開始するまでお客が途切れなかったですし。菅林社長も自らチケット販売ブースを見て感触をつかんでましたから。だから、これをいかにして流れを途切れさせないようにするか。

谷川さんの「いまは終わったんですけど、昔、プロレスっていうのがありまして」って発言で奮い立った


武田 それに……日程的にはかぶらないですけど、大晦日の『Dyanamite!!』さんはどんなカードを持ってくるのかっていう興味はありますね。まぁ、ジャンルが違うから比較するのは難しいんだけど、ファンが「『Dyanamite!!』よりもいいカードだな」っていうぐらい1.4は豪華なものにしたいですよね(キッパリ)。

ーーそこを意識されてるというのは、いいですね。
武田 というかなんで最近、菅林とかウチのスタッフが燃えているか知ってます? じつは谷川(貞治、FEG代表)さんが、どっかの雑誌で「いまは終わったんですけど、昔、プロレスっていうのがありまして……」って言ってるインタビューがあってね(とギロリと睨んで)。

ーーあっ……、それはかなりウチの可能性が高いかもしれない(笑)。じゃあ、ウチが新日本さんにかなり燃料を投下してしまったというか。
武田 あれを読んで、ウチの全社員から出入り業者までが奮い立ったし、燃えましたよね。

――出入り業者さんまで燃えてますか。
武田 だから、これは正直な話、『Dyanamite!!』には負けられないですよ!(キッパリ)。

ーーああ。新日本のフロントがそういう意識を持ってるだけで、ファンは頼もしいかもしれない。ただ、この前、阿部さんにうかがったときは同日興行の『戦極』さんは「あまり意識していない」ということでしたけど。
武田 『戦極』さんはウチと立場的には近くて、これからドンドン成長して確立していくイベントじゃないですか。ただ、『Dyanamite!!』には世間的にも確固たる部分がありますし、僕らもそういった意地がありますから。
阿部 だから、いろんな大会がウワサされてますけど、僕らは1.4ドームを顧客満足度ナンバーワンのニューイヤーイベントにしたいですね。というか、プロレスはそういうクオリティ的な部分を高く描けるジャンルだと思いますから。

ーーなるほど。では、次回は引き続き、東京ドームのお話とウワサの新イベント(?)のお話もうかがってみたいと思います! バックナンバー一覧へ