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週刊新日本プロレスNOW通信!

2月5日更新

「ドーム大復活」の新日本が後楽園で苦戦! 5月の福岡は“破格”のイベントに!?


1月末に後楽園ホール2連戦で09年度の本格スタートを切った新日本プロレス。だが1.4東京ドームを4万人動員して絶好調の中、初日の動員では苦戦! いまの新日本にとって、後楽園とは? そしてゴールデンウィークのあのビッグイベントの行方も直撃!!
聞き手/真下義之

後楽園は気が抜けないし、気を抜いちゃいけない


――さて、阿部さん。今週も契約更改の話からなんですが、どうやらすべて順調に終わったようですね。
阿部 だから、順調ってなんですか(笑)。期待しているような大きな波乱はなく、無事に終了してますよ。

――離脱者は1月31日に退団挨拶をした稔さんくらいで。そんな中、契約条件でゴネていた、棚橋(弘至)さんが要求した「IWGPガールズ」は実現するんでしょうか?
阿部 これは「社内で絶賛協議中」としておいてください。ただ、実現の可能性は限りなく未知数ですけど(笑)。

――なるほど(笑)。そんな中、1.4東京ドームが08年の総決算だとすれば、09年度の本格スタートとなる後楽園2連戦が1月30日(金)、1月31日(土)に行なわれましたね。
阿部 ええ。ただ、30日は客入りが厳しかったんですね……。

――翌日の31日は、主催者発表で1600人(満員)でしたけど、初日の30日は1,300人で、09年の開幕としてはやや寂しい入りでしたね。会場の熱気は凄まじかったですけど。
阿部 30日のほうがカードも内容もよかったですかね? やっぱり月末で、ウィークデーの後楽園ってなかなか難しいですね。

――新日本は08年絶好調で、両国国技館を常にフルハウスに戻し、東京ドームも復活させつつありますけど、後楽園っていうのはどういう位置づけなんでしょうか?
阿部 やっぱり確実に埋めたいハコじゃないですか? だから、気が抜けないし、気を抜いちゃいけないと思ってます。

――1.4東京ドームで4万人を動員し、『kamipro』でも「ドーム大復活!」と打ち出しましたけど、その余熱の残る大会で苦戦されたのを見て、あらためて「プロレスを取り巻く環境は厳しいな」と痛感しました。
阿部 そりゃ、厳しいですよ! だからこそ、僕らは1.4東京ドームに関しても冷静に「決して大成功とは言えない」と発言したわけです。

――ただ、「新日本が変わり始めた」と思ったのは、07年にIWGPヘビー級選手権(永田裕志vs越中詩郎など)を後楽園でやり始めたじゃないですか。後楽園でも全力投球する姿勢を見て、団体の危機感とヤル気を感じたんです。
阿部 ……ただ、ホントならあくまで個人的意見なんですが、後楽園でIWGP選手権はあまりやりたくはない気持ちもあるんです。社内でもいろいろな意見があって、例えば「地方の小会場でもタイトルマッチをやってもいいんじゃないか?」とか「WWEのように毎日タイトルマッチをしてもいいんじゃないか?」とか、逆に「それは新日本じゃない」という意見もある。時代のニーズにフィットしたかたちでやりたいですけど、伝統もあるから難しいですね。

――ここまで順調にステップアップしてる感はあったんですけど、もう一度、後楽園を見つめ直す必要もあるのかな、と。
阿部 やっぱり大事なハコですし、「新日本の後楽園は絶対おもしろい」というブランディングをしていきたいですね。我々はその気持ちでやってますし。「後楽園は何が起こるかわからない」っていう感覚は大事にしていきたい。3月6日には、後楽園で37周年記念大会もあるんで期待してください!


いまはとにかく5月の福岡のことで頭がいっぱいなんですよ!!


――その開幕戦で思ったのは、「永田さんや中西さん世代が異様に元気がいいな」と。逆に、今シリーズの主役の棚橋弘至、中邑真輔はもう一つ突出した元気を感じなかったというか。
阿部 確かに永田選手のハリキリぶりは凄かったですね(笑)。棚橋、中邑世代が主役をとることの対抗意識アリアリというか。

――永田さんは試合後のコメントでも棚橋と目を合わさなかったり、敵対意識むきだしでしたね。2月15日の両国では、永田さんと後藤洋央紀のシングルも組まれてました。
阿部 永田選手世代も、闘魂三銃士や(佐々木)健介選手世代にやられたでしょうけど、棚橋世代も頑張ってほしいし、中邑なんかクールに見えて、じつは棚橋戦に異常なほど燃えてますから。

――さらに、早くも4月の両国大会も発表されましたけど、2月の両国を観ると、4月の両国への流れも見えてくる?
阿部 いや、その前に『ニュージャパン・カップ』がありますから、その流れ次第でしょうね。

――なるほど。その4月5日はアメリカで、WWEの世界最大のプロレスイベント『レッスルマニア24』も行なわれます。映画『ザ・レスラー』主演のミッキー・ローク参戦も噂されて盛り上がってますけど……。
阿部 『レッスルマニア』は演出もズバ抜けてますし、勉強になるんで視察に行きたい気持ちもあるんですけどね。今年の両国大会は2月、4月、8月の2連戦、10月、と5回の予定です。ホントは、「もう一大会くらい組めたらいいな」と思っているんですけど。……ただ個人的に、いまはとにかく5月の福岡のことで頭がいっぱいなんですよ!!

――あ、ゴールデンウィークに開催される福岡国際センターの『レスリングどんたく2009』で頭がいっぱいですか(笑)。
阿部 ドームや両国の熱を地方に伝播させるために行なう特別なイベントなんでね。普通にやったら、つまらないじゃないですか? 会場は福岡国際センターですけど、ドーム級の話題になるものをブチかましたいんで。

――東京のファンも行かずにはいられないイベントにしたい、と?
阿部 そこですよ! それぐらい破格のインパクトを与えなきゃいけない。じゃあ、それはなんなのか? それを毎日毎日考えてるんですけど、難しいんですよねぇ……。なんかアイデアないですか?

――さっきの『ザ・レスラー』の日本公開は初夏で、その時期に日本にもプロモーションに来ると思いますから、いっそミッキー・ロークを出したらどうですか?
阿部 二番煎じじゃないですか!(笑)。まぁ、皆さんを驚かせるべく全力で動いてるので期待してください! ……あ、最後にこれは『kamipro』さんに新日本プロレスからのお願いなんですけど。

――はい? なんでしょう?
阿部 『kamipro』って、試合レポートでも永田のことを“永田さん”って書くじゃないですか?

――ええ。猪木さんのことをアントン、藤波さんのことをドラゴンと書くように、永田さんはいつ何時も“永田さん”です(キッパリ)。
阿部 会見はともかく、試合レポートでも「永田さんが後藤に反撃するが……」みたいに書いてますけど、試合はせめて “永田”か“永田選手”でお願いしますよ!

――確かにそうですね……、検討しておきます!(敬礼ポーズで)
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