IWGP王者・棚橋が激闘の末に王座防衛、5.6後楽園大会で急きょ中西学との防衛戦が決定!!
新日本プロレス『WRESTLING DONTAKU 2009』
2009年5月3日(日)開始:15:00
会場:
観衆 5,500名(超満員)
3日、福岡国際センターで新日本プロレスが『レスリングどんたく2009』を開催し、主催者発表5,500名(超満員)の観客が集まった。メインではIWGPヘビー級王者・棚橋弘至がNEW JAPAN CUP優勝の後藤洋央紀の挑戦を退けて、3度目の王座防衛に成功した。
首に爆弾を抱える王者・棚橋に、凄まじい勢いで挑戦者・後藤が迫る。必殺技・昇天やラリアットで棚橋のウィークポイントを徹底的に攻める後藤。しかし、棚橋は脅威の粘りを発揮、最後はハイフライフロー2連発で勝利を挙げた。約30分の死闘を終えた棚橋は苦悶の表情を浮かべたが、リング上でマイクを向けられると「やべえでしょ? やべえだろ? 俺の進化が止まんねー!!」と絶叫した。続けて「じつは4度目の防衛戦を決めています。5月6日の後楽園大会、中西さん、挑戦を受けてくださいよ!!」といきなり王者が挑戦者を指名した。
もともと、5月5日&6日の後楽園ホール大会にはCMLLのスーパースター・ミスティコが来日して棚橋とタッグを組むことになっていた。しかし、新型インフルエンザの影響を懸念して来日が取りやめとなってしまった。棚橋は6日に中西学とのシングルマッチを組まれていたが、これをなんとIWGPヘビー級選手権にするというのだ。
控え室に戻った棚橋は「ミスティコが諸事情で来られなくなって、せっかくのゴールデンウィークを何とかしたいと思いました。中西さんのことはリスペクトしているし、あの肉体は俺にとって壁です」と突然のタイトルマッチ提案についてこのように説明した。「これは俺が勝手に言ってるだけだから会社と相手に検討してもらいたい」とも付け加えた。これを受けてIWGP実行委員会は6日の棚橋 vs 中西をタイトルマッチとすることを決定した。
「プロレスを楽しめる、楽しませられるのは俺しかいない。付いてきてください」と自信たっぷりに言い放ったIWGP王者。はたして、この突然の提案は受け入れられるのか!?
また、この日は1.4東京ドーム大会の直前から網膜はく離で欠場していた天山広吉が復帰。盟友・小島聡とのテンコジで、ジャイアント・バーナード&“ザ・マシンガン”カール・アンダーソンとIWGPタッグ王座への挑戦権をかけて激突した。復帰戦で実戦感覚を取り戻していないのか天山が捕まってしまう。しかし、小島との友情パワーで中盤以降は何度もチャンスをつかむが誤爆をきかっけに分断されると最後はカール・アンダーソンにフォール負け。しかし、リングにようやく帰ってきた天山は小島と肩を組んで花道を引き揚げていった。
セミ前には永田vs飯塚の因縁の一戦がドッグカラー・チェーンデスマッチが組まれた。これは両者がチェーンでくくりつけられた犬の首輪をして闘うという新日本プロレス史上前代未聞のデスマッチだ。
序盤は永田がムエタイ仕込みのヒジ打ちやキックを叩き込み、噛みついて飯塚を流血させて有利に展開するが、逆に場外で永田を流血させた飯塚が息を吹き返す。金属製のマウスピースを着用しての噛みつき攻撃やアイアンフィンガー・フロム・ヘルを活用して永田を血だるまにする飯塚だったが、逆に永田も白目アームロックで反撃するなど一進一退の攻防が繰り広げられる。
飯塚とCHAOSのメンバーがロープを緩め、永田の首をロープで挟み絞首刑状態にくくりつけた飯塚がアイアンフィンガー・フロム・ヘルでとどめを刺そうとした瞬間に、永田が急所打ち一閃!! 悶絶する飯塚を逆に十字架状態で固定した永田はその顔面に非情なミドルキック。レフェリーのタイガー服部がこの一撃で試合を止め、鬼気迫る表情の永田が勝ち名乗りを受けた。
おおいに盛り上がった8年ぶりの『レスリングどんたく』は早くも来年の5月3日にも同じ会場で開催されることがこの日、発表された。
[シングルマッチ]
○ 平澤光秀
吉橋伸雄 ×
6分18秒
ヒラボトム→片エビ固め
[タッグマッチ]
○ ミラノコレクションA.T.
タイチ
田口隆祐 ×
プリンス・デヴィット
10分15秒
ヴィクトリアミラネーゼ
[6人タッグマッチ]
△ 井上亘
岡田かずちか
AKIRA
石井智宏 △
邪道
ブラックタイガー
9分39秒
両者リングアウト
[タッグマッチ]
○ 中西学
大森隆男
蝶野正洋
長州力 ×
12分07秒
アルゼンチンバックブリーカー
[レスリングどんたく2009スペシャルタッグマッチ TENJIN Deadline]
○ 中邑真輔
矢野通
真壁刀義
本間朋晃 ×
11分32秒
ランドスライド→片エビ固め
[レスリングどんたく2009スペシャルタッグマッチ HAKATA Cross Fire]
○ 獣神サンダー・ライガー
CIMA
金本浩二 ×
タイガーマスク
13分03秒
CTB→体固め
[ドッグカラー・チェーンデスマッチ]
○ 永田裕志
飯塚高史 ×
20分07秒
KO
[天山広吉復帰戦 IWGPタッグ王座挑戦者決定戦]
○ “ザ・マシンガン”カール・アンダーソン
ジャイアント・バーナード
小島聡
天山広吉 ×
18分44秒
ガン・スタン→エビ固め
[IWGPヘビー級選手権試合 60分1本勝負]
(王者)
○ 棚橋弘至
(挑戦者)
後藤洋央紀 ×
29分39秒
ハイフライフロー→片エビ固め
- 関連リンク:新日本プロレスオフィシャルWEBサイト

