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田村が桜庭に三本勝負を逆要求!! 素手での試合はあらためて拒否!!

11月23日(日)、西調布アリーナにて『U-FILE』の大会が開催され、大会終了後に大晦日に『Dynamite!!』で桜庭和志と因縁の対決を行なう田村潔司が、記者陣の囲み取材に応じ、桜庭戦に向けて注目発言を行なった。

11月23日(日)西調布アリーナ
田村潔司囲み会見

先日の桜庭との対戦発表会見では、桜庭からまさかの“素手&時間無制限マッチ”を突きつけられた田村潔司。会見直後には、桜庭の異例の要求に気分を害していたことが伝えられていたが、この日の会見では田村は終始「平常心」「普通」を繰り返し、桜庭の精神的な揺さぶりに惑わされない姿勢を示し、その上で逆に自分からの要求として“三本勝負ルール”を突きつけた。

桜庭の要求した“素手&時間無制限マッチ”について問われた田村は「ルールに関しては何通りかの答えがあるし、どのルールで闘うにしても感情の上がり下がりはあると思う。人間は褒められれば嬉しいし、けなされれば腹が立つ。でも僕はどんなルールで闘うにしても対応できるようにしています」と平常心をアピール。

素手での試合について、現実的な視点から田村は「そんなの、主催者がまじめに言ってくるわけないじゃないですか。テレビがあるんですから。逆に本当に言ってきたら、それはそれでおもしろいかもしれませんけどね」とコメントし、ハナから実現するとも思っていないようだ。

かつてK−1のリングでパトリック・スミスと素手でのバーリトゥードに挑んだことのある田村だが、そのときとの心境の違いについて問われると、「そのときとは別物ですね」とキッパリ否定しつつ、田村は記者に向かって「ルールとか、感情の面でマスコミが煽りすぎると、いいものも悪くなってしまう」とピシャリ。

続けて田村は「競技ってもっと奥深いものなんですよ。殴り合って分かり合えるものもあるんでしょうけど、これは街の喧嘩じゃないんです。僕は試合で仕方なく相手の顔面も殴りますけど、冷静なときにそうしたいとは絶対思わない」とあらためて素手での試合を拒否。

現在は、桜庭側から一方的に特別ルールを要求されている状態だが、「自分からのルール案はあるのか」と聞かれると、田村は「一本勝負じゃもったいないですよね。三本勝負で二本先に取った人が勝ちでいいんじゃないかな」と三本勝負を桜庭側に逆要求! 

時間については無制限ではなく、通常の5分3R、あるいは1R10分&5分2Rルール、そしてルールは総合格闘技ルールでやりたい旨を示した。その上で田村は「僕は素手での試合を観たい人とか、そういうのを支持するファンは正直イヤですね。そういう人には見てもらいたくない。総合格闘技やU系の試合を期待する人に観てもらいたい」と表現。

また、記者から北京五輪柔道金メダリストの石井慧のプロ格闘家転向について問われると、田村は「彼は世間に騒がれたぶんだけ表現しないといけないことが多いと思う。でも、あせらず一歩一歩上がっていけばいいんじゃないですか?」とエールを送った。

しかし、その一方で田村は「でも、総合格闘技の実績もないので、僕は彼を評価していない。本人が一番わかってると思うけど、総合格闘技道はそんなに簡単なものじゃない。構えにしても、パンチにしても、重心のとり方にしても、半年とか一年でどうにかなるものじゃない」とコメントし、「プロは甘くない」と指摘。

ただし、石井慧の潜在能力は認めているようで、「柔道で世界一になったのだから、順応力はあると思うし、一年目は全部負けでもいい。二年目から頑張ればいいと思う」と語り、「あせらずプロ格闘家として成長していけばいい」とコメントした。

いよいよ実現する桜庭との試合について、言葉を慎重に選びながらコメントした田村潔司。桜庭に素手&時間無制限ルールを突きつけられた田村が、今度は平常心を取り戻しながら、静かに桜庭側に自分の意思を伝え始めた。はたして、因縁の一戦のルールはどうなるのか?