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6.20大阪で中西と棚橋が再戦!! タイガーはスーパーJr.優勝宣言

7日、新日本プロレス事務所で菅林直樹社長、IWGP Jr.ヘビー級王者タイガーマスク、IWGPヘビー級新王者となった中西学が登場した。
5月7日(木)都内・新日本プロレス事務所
IWGPヘビー級&Jr.ヘビー級選手権一夜明け会見

まず菅林社長はゴールデンウィークの連戦を総括して「福岡での『レスリングどんたく2009』、後楽園大会2連戦はたくさんのお客様にお集まりいただき大成功だったと思います。福岡大会はこれから開催する大阪や札幌、G1クライマックスの広島や愛知大会など地方都市でのビッグマッチ開催に活かせる経験を得たと思います。後楽園大会はCMLL3選手が来られなくなるというアクシデントを乗り越えるべく選手が奮起して穴を感じさせないファイトを見せてくれました」と満足感を示した。

さらにミスティコ来日中止で棚橋弘至が急きょ中西学とのシングルマッチをタイトルマッチにしたいと申し出たことに触れ、「王座から陥落したとはいえ、中二日での防衛戦を志願した棚橋選手の王者の責任感にも敬意を表したいと思います。ということで、さっそく6月20日の大阪大会では新王者・中西選手と前王者・棚橋選手のリマッチを決定しました」と発表した。

感動の戴冠から一夜明けた中西は、「昨日はぐっすり寝ましたし、寝覚めもよかったし、メシもうまかった」と絶好調。「昨日はいろいろ質問されたんですが、ベルトを獲ってすぐなんで気の効いたことが言えなかった」と反省気味かと思いきや、「これからも気の効いたことを言うつもりはないんですけど本音で思ったことを言っていこうと思います」と宣言した。

中西は棚橋との激闘を振り返り、「一番驚いたのはグラウンドで主導権を握られてしまったこと。俺はアマチュアレスリング出身でグラウンドは強みだったんですけど、やってないとダメだというのは思い知らされた。リターンマッチまでに残された時間を有効に使って、グラウンドでもスタンドでも棚橋を上回って必ず防衛したいと思います」とグラウンド強化を課題として挙げた。

「気持ちが充実してるから休む必要はないんで、もう一回下半身と背筋を鍛え直したい」と早くも鼻息の荒い中西は「昨日の棚橋のコメントからは『絶対取り返してやる』という気持ちも伝わってきたし、こっちは『渡してたまるか』って気持ちでいっぱいですから。気持ちが途切れることはないですよ。とにかく6月20日、この日を目指して自分を組み立てていく、調整してこれから作り直していきます」と野人パワーにさらなる磨きをかけるつもりだ。

そのトレーニングの一環として母校・専修大学のレスリング部への出稽古について「機会があれば後輩たちの胸を借りることもあると思います。後輩たちは動きが速いし、こっちはどっしり構えて受け止めるかたちになる。棚橋のスピードに対応するという意味では練習になると思います。とにかくいろいろ試したいです」と語った。

「チャンピオンらしくないチャンピオンになると思います。常に最前線に立って挑戦者として闘っていきたいです。理想のチャンピオン像は、ある意味で全盛期の猪木さん。俺もああいうふうに気持ちと身体がすべて相手にぶつかっていくしかない。俺自身は技うんぬんより気持ちと身体だと思っています」と目指す目標を語った。

「公約とかそんな大それたことは言いたくない。あんまり軽いことを言うのも歴代王者に申し訳ないから」とキャリア17年目の戴冠にも、おごることなく謙虚な姿勢を貫いたまま。6月20日の初防衛戦にむけて早くも42歳の新人王者は気合いが入りまくっている。


また、この日の会見に同席したタイガーマスクは「ベルトを持っている以上は優勝しないといけないという使命感を持って次のシリーズに挑みたいと思います」と5月30日から開幕する『ベスト・オブ・スーパーJr.』の必勝を誓った。

リーグ戦ではAブロックにエントリーされた王者タイガーマスクは「同じブロックではデヴィットは警戒したい。あと、初日の後楽園はノアの青木選手と当たるんですけど、闘争本能があって素晴らしい。彼に望みたいのはキレさせてほしい。スーパーJr.のシリーズを通しての闘い方とタイガーマスクの強さを教えたい」と、早くもノアの若武者を警戒。

さらにBブロックの選手では飯伏幸太の名を挙げて「もの凄く軽快だし蹴りも素晴らしい。大穴というより本命。上がってきてほしい。やってみたいですね。充実しているメンバーだと思うので楽しみです」と語った。

菅林社長からは今回の参戦メンバーについては「“若い力”をキーワードに各団体にお声がけをさせてもらいました」と各団体から注目選手が多く参戦して多彩な顔ぶれを揃えた経緯が説明された。ノアの菊地毅については「菊地選手にかぎっては、新日本からオファーをかけさせていただきました」とのこと。

ブラックタイガー相手に防衛をはたしたばかりだが、王者タイガーマスクにとっては決して楽ではない選手ばかりが揃っている。