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ホセ・カンセコがついに来日! ホンマン戦は打撃とグラウンド勝負!?

ついにカンセコ襲来! 
5月23日(土)、成田空港にて5.26『DREAM.9』横浜アリーナ大会のスーパーハルクトーナメント一回戦でチェ・ホンマンと対戦するメジャーリーグのホームラン王ホセ・カンセコが来日した。カンセコは金髪の美女を連れ、成田空港からは高級リムジンのクライスラーに颯爽と乗り込むなど、まさに“スポーツセレブ”な印象を鮮烈に残した。
5月23日(土)成田空港
5.26『DREAM.9』横浜アリーナ大会
ホセ・カンセコ来日会見

同じトーナメントに出場するヤン・“ザ・ジャイアント”・ノルキヤと同じ航空便で成田空港に降り立ったカンセコは報道陣のフラッシュを浴びながら、空港の外で記者の囲み取材に応じた。86年にメジャーリーグのオールスターチームの一員として来日して以来、二度目の日本となるカンセコは、まず「暑いねぇ。でもひさしぶりに日本に来れて嬉しいよ」と日本の印象を一言。MMAの練習については「オファーをもらったのが一ヵ月ぐらい前だったので、それから本格的な練習を始めたが、自分ではこの一ヵ月でいい具合に仕上げられたと思っているよ」と自信のあるところを見せた。

練習場所や方法については「自分の家の近くで3、4ヵ所のジムでキックやパンチの練習もしたし、技術を磨く練習やスタミナをつけるための有酸素運動などをしてきた。とくに今回は1ラウンド10分という長い時間なので、ジムでのトレーニング以外にも、近くの小高い丘を駆け上がって持久力をつけるトレーニングに重点を置いてやってきた」とコメント。

だが、練習の内容については「チェ・ホンマンと同じような身長の選手を見つけるのは難しかったし、自分の年齢を考えると、ほかのMMAファイターと同じような練習をしていてもいい結果が得られない可能性もあったので、とくに有名なMMAファイターと練習する機会はなかった。そういう部分で難しい部分はあったね。野球とMMAはまったく違うスポーツだから要求されるものもまったく違うし、野球のトレーニングよりもMMAのトレーニングのほうがはるかに大変だった」とMMAの難しさを実感したことを告白。

それでもカンセコは「ただ初めてMMAに挑戦するにあたって、総合格闘技が生まれた日本という国でできることは嬉しく思っている。自分なりにベストはつくしたいし、ナーバスにはなっていない。自信を持ってリングに上がりたい。ただ、自分も体格が大きいほうだが、相手ははるかに大きい選手なので細心の注意を払いながら闘いたい」と前向きにとらえている。

野球以外に格闘技経験のあるカンセコだが、「自分は特別な得意技があるわけではないが、自分の手足の長さを利用したキックを出していきたい。体重を乗せた勢いのある蹴りを見せられると思うよ。ベースボールでの実績をそのままMMAに転換することはできないが、自分には20年以上のムエタイのキャリアもあるし、黒帯も持っているから、打撃には自信はある。試合に緊張するのは最初だけだろう」とニヤリ。K-1で実績のあるホンマン相手に対しても打撃の自信は揺らいでいないようだ。

元野球選手がMMAに挑戦する意図についてカンセコは「野球の選手は試合の合間にMMAの試合も観るし、意外と格闘技ファンは多いんだ。自分もボブ・サップやチェ・ホンマンのファンだし、試合が終わったら二人のサインがほしいくらいなんだ。だから格闘技についてはずっと興味があったし、いつか機会があったら試合をしたいと思っていた。今回は自分のマネージャーがDREAMのプロモーターと話をして、試合に出ることを決めた」と説明。

ホンマン戦の作戦については「彼はもちろんドデカイ選手だし、非常にパワフルでそれなりに打撃のできる選手だ。相手は大きいので自分のパンチが届くかわからないが、しっかりディフェンスしてリングの広さをうまく使いたい。タイミングをみてタックルでテイクダウンしてグラウンドに持ち込めればいいね」と意外にもグラウンドでの闘いも想定に入れていることを明かした。

カンセコは野球選手として引退してから、かなりブランクのあるが、「現役を引退してから8年か9年のブランクがあるが、当時と比べて自分の力が同じかどうかはわからない。ただ、半年以上の時間をかけてずっとトレーニングをしてきたし、この年齢にしてはパワーのあるほうだと思う」と意に介していない。

先日、公開練習でボブ・サップが「NFL vs MBLの対決をしようじゃないか」と挑発されていたことを聞かされると「今回はホンマンとの試合に集中しているし、次のことはこの試合が終わってから考えたいね」としたものの、「ただ、彼もNFLからMMAファイターに転向したし、自分と似た境遇にあると思う。自分はサップのファンだったし、彼にそう言ってもらえるなら、闘ってみたい選手」とホンマン戦の結果いかんではあるが、ボブ・サップとの試合にも可能性があることを示唆した。

メジャーリーグの元本塁打王がMMAに挑戦するという前代未聞の事態が実現する『DREAM.9』。はたして、ホセ・カンセコの実力とはいかなるものなのか?