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師匠は安生洋二! 柔道銀メダリスト泉浩が『戦極』参戦!!【会見全文】
シャキーン! 金メダリスト・石井慧に続き、『戦極』が銀メダリスト・泉浩を獲得!! 7月7日(火)、都内・ヒルトン東京にてアテネオリンピック柔道90キロ級銀メダリストの泉浩の『戦極』参戦発表会見が行なわれた。7月7日(火)
都内・ヒルトン東京3階「桂・春日の間」
泉浩『戦極』参戦発表会見
昨年、今年と一部媒体では何度かプロ転向が報じられた泉だったが、今年6月の全日本実業柔道団体対抗戦に出場後、所属していた旭化成を退社。かねてよりプロ格闘家を目指していた泉が新たなる戦場として選んだのが『戦極』だった。
『戦極』にはバルセロナ五輪金メダリストの吉田秀彦、シドニー五輪金メダリストの瀧本誠、先日『戦極』と契約を結んだばかりの北京五輪金メダリストの石井慧に続き、日本人では4人目の柔道メダリストの参戦となる。
会見に登場した『戦極』を主催するワールドビクトリーロードの國保尊弘取締役は泉の登場前に、今回の泉参戦の経緯について次のように説明。
「泉選手に関しては、昨年も何度か新聞で我々も目を疑うような記事が出ていました。『戦極』のリングに上がるとか、ほかのイベントに出るという記事もありました。ウチでは何も交渉していないのにと驚いたこともあったんですが、今年6月末を持って所属していた旭化成を退社し、7月に入ってから初めて私たちも接触させていただきました。泉選手はかねてより『こんな選手が総合に来たら強いだろうな』と思っていた選手です。幼少より柔道を始め、9歳から柔道の私学塾、名門・講道学舎の門を叩き、鶴巻中学、世田谷学園で輝かしい実績を残してきました。大学は明治大学に進み、学生チャンピオン、そして旭化成。大きな大会では過去にオリンピックに2度の出場、アテネオリンピックでは銀メダルを獲得しました。まず日本人離れした肉体、そして力。類稀な身体を持った泉選手が総合でどんな活躍をするのか。いまから考えただけでもワクワクします。まだ総合の練習を始めて、1ヵ月ということで、デビューがいつかは決まっていません。本人は『しっかり練習して1日も早く出たい』と言っていましたが、本人、マネージメントサイドと話して決めたいと思います。こちらとしては、できるだけ早い時期に(泉の試合を)ファンにも見せたいですし、十分に練習をして『これでどうだ!』という状態で強い選手に挑んでもらいたいと思っています」と、新たなメダリストの参戦に大きな期待を寄せる國保取締役。
「晴れて柔道を引退して、この『戦極』という舞台、総合格闘技に参戦を決意しました。これからは一戦一戦を大事にし、目標である世界チャンピオン、また世界一というものに向かって走っていきたい、精進していきたいと思いますので、応援よろしくお願いします!」と、プロ格闘家転向への想いを泉が語ったあと、『戦極』スタッフから泉参戦について吉田、瀧本、石井という『戦極』金メダリスト3人衆からのコメントが読み上げられた。
吉田秀彦、瀧本誠、石井慧から届いたコメントは以下のとおり。
■吉田秀彦(バルセロナオリンピック柔道78キロ級金メダリスト、講道学舎8期生)
「泉は中学・高校と後輩でしたが、柔道は真面目に取り組んでいたし才能もありました。総合格闘技に転向しても潜在能力はあると思うので頑張ってほしいと思います。もちろん、打撃などで苦労する部分はあるかと思いますが早く慣れて『戦極』を盛り上げていってほしいと思います」
■瀧本誠(シドニーオリンピック柔道81キロ級金メダリスト、講道学舎13期生)
「今回『戦極』に参戦することが決定したことを聞いて正直驚いています。私のときもそうでしたが、総合の世界は思っていた以上に厳しい世界なので頑張ってほしいと思います。打撃など取り組む必要があることはたくさんあると思いますし、もし何か相談事があれば、先に柔道から総合格闘技に転身している我々を役立ててもらえればと思います」
■石井慧(北京オリンピック柔道100キロ超級金メダリスト)
「『戦極』参戦決定おめでとうございます。あんまり、ふざけたこと言ってしまうと怒られてしまうので、今日は真面目にコメントさせていただきます。柔道界では私は後輩にあたりますが、格闘界では先輩も後輩も関係ありません。ただ、ちょっとだけ私のほうが先輩にあたりますが。これから一緒に日本の総合格闘技、『戦極』を盛り上げていきましょう!」
続いて國保取締役から、ズラリと柔道メダリストだらけとなった『戦極』における泉の可能性と展望についてコメント。
「日本人4人目のメダリスト、『戦極』においては泉選手が5人目のメダリストになります(『戦極〜第四陣〜』にアトランタ五輪柔道95キロ級金メダリストのパウエル・ナツラが参戦)。このあいだの石井選手に続き、泉選手が『戦極』に加入したことにより、俄然日本人の層が厚くなったのかなと、このように思います。世界的にアメリカ、ブラジルの総合格闘家が強いと言われていますが、日本が誇る柔道という中で、メダルを獲るまでの実力を持った選手が続々と参戦してくれるということは日本人に夢、希望を与えるんではないかと思っております。そして泉選手が入ったことにより、ヘビー級では石井慧選手、ライトヘビーで泉浩選手、そして吉田秀彦選手。ミドル級では中村和裕選手、ウェルター級で瀧本誠選手、残念ながらライト級はおりませんが、フェザー級で小見川道大選手と、柔道国際大会の金メダルを獲った選手がズラッと『戦極』に並ぶことになりました。『戦極』本戦だけでなく、海外の強豪との大会なども新たにできるのかなと。いろんな可能性が泉選手の参戦により実現するのかなと、このように思っております。ぜひ、これからも泉選手、そして『戦極』を応援していただければと思います」
続けて行なわれた質疑応答全文は以下のとおり。
【質疑応答】
──以前から総合格闘技転向の噂があった泉選手ですが、実際にはいつ頃から総合格闘技を目指していたのですか?
泉「去年の北京オリンピックが終わってから、いろいろと噂されましたけども、私自身は今年の4月の全日本選手権を終えてから、総合格闘技の世界を目指してみたいなっていうふうに思いました」
──『戦極』への参戦を決めたのはいつ頃ですか?
泉「以前からPRIDEなどをずっとテレビで拝見させてもらいましたけれども、やはり柔道の諸先輩方が活躍しているのが『戦極』というのもありましたし、『戦極』に決めたのは、『戦極』の熱さっていうのか、熱意が自分のほうに伝わってきたので、『戦極』っていう舞台を選ばせていただきました」
──今回の決断にあたり、誰か相談した方とかはいらっしゃいますか?
泉「いろいろお世話になった方々に相談させてもらいました。また、自分の両親にも相談をしました。アドバイスというよりも、賛否両論たくさんある中で、親父が『やりたいことがあったら反対はできないから』って言われましたし、とりあえず結果を残すという意味では、これから頑張っていかなきゃいけないなっていうふうに思いました」
──デビュー戦は自分の中ではいつ頃を予定していますか?
泉「まだ練習を始めて1ヵ月ぐらいなので、これから考えていきたいなっていうふうに思いますし、自分の中では一日一日、一生懸命練習してますんで、一日でも早くデビュー戦に近づければいいかなとは思ってます」
──対戦したい相手は誰かいますか?
泉「いまのところ、まだいないですけども、ファンに対して応えられるような相手を選んでいきたいですし、また自分の経験を踏まえて、いろんな意味で強くなったときに、そのときは世界で一番強いヤツと闘ってみたいなと思います」
──今後の練習環境はどんな感じになるんでしょうか?
泉「まだいまは基礎をやってますから、それを終えてから、諸先輩方のところで出稽古っていうかたちで練習をさせてもらえたら嬉しいなと思います」
──総合格闘家としての目標を聞かせてください。
泉「目標はあくまでも、世界一っていうふうに思ってますし、またそのときに『戦極』が世界一の団体っていうふうに言われてるように自分も盛り上げていきたいです。石井とも話をしましたけど、石井とも切磋琢磨して、この団体、総合格闘技を盛り上げていけたらなっていうふうに思います」
──総合格闘技の練習はどこでやられているんでしょうか?
泉「いまの練習場所っていうのは、道場を借りて自分と、自分の先生である安生洋二先生に教わってる感じです。これからどこかに所属するかというのは、いろんな方々と話して決めていきたいなと思います」
──総合格闘技ではどのぐらいの階級を考えているんですか?
泉「考えているのはライトヘビー(93キロ以下)です」
──いままでも総合格闘技を観てこられたと思うんですけど、自分が考える理想の総合格闘技像とか、目指している総合格闘家は誰かいますでしょうか?
泉「スタイル的に言えば、PRIDEのときのヴァンダレイ・シウバみたいな、打ち合うようなスタイルっていうものを心がけていきたいですし、ファンが喜ぶような試合をこれからやっていきたいなと思います」
──柔道から総合格闘技に転向するにあたって、何かきっかけみたいなものはあったんでしょうか?
泉「もともとPRIDEがテレビで放映されてるときから総合格闘技というものには興味を持っていましたので、そういった意味で、やってみたいなという気持ちが芽生えて、その気持ちが強くなってきたので(転向を)決めました」
──ライトヘビー級というと、『戦極』では吉田選手もいますが、いずれ対戦してみたいという気持ちはありますか?
泉「べつに個人的にはそんなに(闘いたいというのは)ないんですけど、もしそれがファンが求めて、実現させたいというふうに言われれば、僕自身はやってもいいかなとは思いますし。ただ、やっぱり、尊敬する先輩なので、胸を借りるつもりでやってみたいなぁというふうには思います」
──目標は世界一ということですが、団体関係なく、いまライトヘビー級での世界一は誰だと思いますか?
泉「いま現段階では、UFCだとすれば、LYOTOじゃないですかね」
──安生さんに指導を受けるようになったきっかけと、いつ頃から指導を受けられているのかを教えてください。
泉「日時は6月の全日本の実業団の団体戦が終わってからですね。本格的に練習を始めたのは。なんで安生さんかっていうのは、前からお会いしたことはあったんですけども、総合格闘技の技術も高くて、その中で、自分のこの体型、あとは自分のファイトスタイルっていうものを考えてくれて。また、相談に乗ってくれたりもしたので、自分としてもやりやすいなっていう感じもありましたし、それ以外にも、自分の考えてるファイトスタイルっていうものを自分以上に安生さんが考えてくれてるんで。そういうところから、安生洋二氏を選ばせてもらいました」
──総合格闘技の練習をやってみて、柔道とは違う難しさというのは、どういったことで感じますか?
泉「練習で一番難しいと感じて、課題なのが打撃ですね。やっぱり、柔道にはない打撃っていうのが、いま自分の中でテーマですし、それに興味を持って練習してる感じです」
──『戦極』参戦を決めた理由として「凄く熱意を感じた」とおっしゃってましたけど、ほかの団体からのオファーはあったんでしょうか?
泉「もともと一つの団体に決めようと思ってましたんで。『戦極』から(オファーを)受けたときには、ほかの団体からは受けないようにというのもありましたし。『戦極』しか考えてなかったというよりは、『戦極』の熱意をいかに感じられるかっていうふうに、自分の中で決めてたんで。その熱意が感じられたんで、僕的には『戦極』っていう舞台を選ばせてもらいました」
──同時期に総合格闘技への転向を発表した石井慧選手のことは意識したりはしますか?
泉「正直ないです。しいて言うならば、お互い同じ団体でやっていくことを決めたのならば、切磋琢磨して、この団体を世界一の団体にさせられるように頑張っていきたいなと思いますし、お互い階級も違いますから、たぶん、世界一になるときには、お互い世界一になってると思います」
──國保さん的にはいつぐらいにデビューしてもらいたいという希望はありますか?
國保「まったく練習も観てないですし、わかんないですけど、ただ単に希望だけ言えば、一日も早くデビューしてもらいたいと思いますし、大きなところでたくさんのファンに観てもらえればいいなと思ってます」
──國保さんにお聞きしたいんですけど、可能であれば、泉選手の契約期間と試合数はどれぐらいか教えてください。
國保「守秘義務のこともありますので詳しくは言えないんですけども(笑)、複年数、複試合と思ってください」
──去年の北京オリンピックで悔しい想いをされたと思うんですけど、その想いをロンドン五輪で晴らすのではなく、総合という道でというふうに切り替えられた理由を教えてください。
泉「北京前には『進退を懸けて』っていうふうに常々言っていたと思うんですけど、やはり自分の柔道に対する想いっていうものが北京に向けて、もの凄く強かったっていうのがあって。それであの結果で、自分に対して不甲斐なさが感じられたんで、それぐらい懸けてたっていう想いがあるんですけれども、そのぶん、冷めるのも早かったのかなって思います」
『戦極』にはバルセロナ五輪金メダリストの吉田秀彦、シドニー五輪金メダリストの瀧本誠、先日『戦極』と契約を結んだばかりの北京五輪金メダリストの石井慧に続き、日本人では4人目の柔道メダリストの参戦となる。
会見に登場した『戦極』を主催するワールドビクトリーロードの國保尊弘取締役は泉の登場前に、今回の泉参戦の経緯について次のように説明。
「泉選手に関しては、昨年も何度か新聞で我々も目を疑うような記事が出ていました。『戦極』のリングに上がるとか、ほかのイベントに出るという記事もありました。ウチでは何も交渉していないのにと驚いたこともあったんですが、今年6月末を持って所属していた旭化成を退社し、7月に入ってから初めて私たちも接触させていただきました。泉選手はかねてより『こんな選手が総合に来たら強いだろうな』と思っていた選手です。幼少より柔道を始め、9歳から柔道の私学塾、名門・講道学舎の門を叩き、鶴巻中学、世田谷学園で輝かしい実績を残してきました。大学は明治大学に進み、学生チャンピオン、そして旭化成。大きな大会では過去にオリンピックに2度の出場、アテネオリンピックでは銀メダルを獲得しました。まず日本人離れした肉体、そして力。類稀な身体を持った泉選手が総合でどんな活躍をするのか。いまから考えただけでもワクワクします。まだ総合の練習を始めて、1ヵ月ということで、デビューがいつかは決まっていません。本人は『しっかり練習して1日も早く出たい』と言っていましたが、本人、マネージメントサイドと話して決めたいと思います。こちらとしては、できるだけ早い時期に(泉の試合を)ファンにも見せたいですし、十分に練習をして『これでどうだ!』という状態で強い選手に挑んでもらいたいと思っています」と、新たなメダリストの参戦に大きな期待を寄せる國保取締役。
「晴れて柔道を引退して、この『戦極』という舞台、総合格闘技に参戦を決意しました。これからは一戦一戦を大事にし、目標である世界チャンピオン、また世界一というものに向かって走っていきたい、精進していきたいと思いますので、応援よろしくお願いします!」と、プロ格闘家転向への想いを泉が語ったあと、『戦極』スタッフから泉参戦について吉田、瀧本、石井という『戦極』金メダリスト3人衆からのコメントが読み上げられた。
吉田秀彦、瀧本誠、石井慧から届いたコメントは以下のとおり。
■吉田秀彦(バルセロナオリンピック柔道78キロ級金メダリスト、講道学舎8期生)
「泉は中学・高校と後輩でしたが、柔道は真面目に取り組んでいたし才能もありました。総合格闘技に転向しても潜在能力はあると思うので頑張ってほしいと思います。もちろん、打撃などで苦労する部分はあるかと思いますが早く慣れて『戦極』を盛り上げていってほしいと思います」
■瀧本誠(シドニーオリンピック柔道81キロ級金メダリスト、講道学舎13期生)
「今回『戦極』に参戦することが決定したことを聞いて正直驚いています。私のときもそうでしたが、総合の世界は思っていた以上に厳しい世界なので頑張ってほしいと思います。打撃など取り組む必要があることはたくさんあると思いますし、もし何か相談事があれば、先に柔道から総合格闘技に転身している我々を役立ててもらえればと思います」
■石井慧(北京オリンピック柔道100キロ超級金メダリスト)
「『戦極』参戦決定おめでとうございます。あんまり、ふざけたこと言ってしまうと怒られてしまうので、今日は真面目にコメントさせていただきます。柔道界では私は後輩にあたりますが、格闘界では先輩も後輩も関係ありません。ただ、ちょっとだけ私のほうが先輩にあたりますが。これから一緒に日本の総合格闘技、『戦極』を盛り上げていきましょう!」
続いて國保取締役から、ズラリと柔道メダリストだらけとなった『戦極』における泉の可能性と展望についてコメント。
「日本人4人目のメダリスト、『戦極』においては泉選手が5人目のメダリストになります(『戦極〜第四陣〜』にアトランタ五輪柔道95キロ級金メダリストのパウエル・ナツラが参戦)。このあいだの石井選手に続き、泉選手が『戦極』に加入したことにより、俄然日本人の層が厚くなったのかなと、このように思います。世界的にアメリカ、ブラジルの総合格闘家が強いと言われていますが、日本が誇る柔道という中で、メダルを獲るまでの実力を持った選手が続々と参戦してくれるということは日本人に夢、希望を与えるんではないかと思っております。そして泉選手が入ったことにより、ヘビー級では石井慧選手、ライトヘビーで泉浩選手、そして吉田秀彦選手。ミドル級では中村和裕選手、ウェルター級で瀧本誠選手、残念ながらライト級はおりませんが、フェザー級で小見川道大選手と、柔道国際大会の金メダルを獲った選手がズラッと『戦極』に並ぶことになりました。『戦極』本戦だけでなく、海外の強豪との大会なども新たにできるのかなと。いろんな可能性が泉選手の参戦により実現するのかなと、このように思っております。ぜひ、これからも泉選手、そして『戦極』を応援していただければと思います」
続けて行なわれた質疑応答全文は以下のとおり。
【質疑応答】
──以前から総合格闘技転向の噂があった泉選手ですが、実際にはいつ頃から総合格闘技を目指していたのですか?
泉「去年の北京オリンピックが終わってから、いろいろと噂されましたけども、私自身は今年の4月の全日本選手権を終えてから、総合格闘技の世界を目指してみたいなっていうふうに思いました」
──『戦極』への参戦を決めたのはいつ頃ですか?
泉「以前からPRIDEなどをずっとテレビで拝見させてもらいましたけれども、やはり柔道の諸先輩方が活躍しているのが『戦極』というのもありましたし、『戦極』に決めたのは、『戦極』の熱さっていうのか、熱意が自分のほうに伝わってきたので、『戦極』っていう舞台を選ばせていただきました」
──今回の決断にあたり、誰か相談した方とかはいらっしゃいますか?
泉「いろいろお世話になった方々に相談させてもらいました。また、自分の両親にも相談をしました。アドバイスというよりも、賛否両論たくさんある中で、親父が『やりたいことがあったら反対はできないから』って言われましたし、とりあえず結果を残すという意味では、これから頑張っていかなきゃいけないなっていうふうに思いました」
──デビュー戦は自分の中ではいつ頃を予定していますか?
泉「まだ練習を始めて1ヵ月ぐらいなので、これから考えていきたいなっていうふうに思いますし、自分の中では一日一日、一生懸命練習してますんで、一日でも早くデビュー戦に近づければいいかなとは思ってます」
──対戦したい相手は誰かいますか?
泉「いまのところ、まだいないですけども、ファンに対して応えられるような相手を選んでいきたいですし、また自分の経験を踏まえて、いろんな意味で強くなったときに、そのときは世界で一番強いヤツと闘ってみたいなと思います」
──今後の練習環境はどんな感じになるんでしょうか?
泉「まだいまは基礎をやってますから、それを終えてから、諸先輩方のところで出稽古っていうかたちで練習をさせてもらえたら嬉しいなと思います」
──総合格闘家としての目標を聞かせてください。
泉「目標はあくまでも、世界一っていうふうに思ってますし、またそのときに『戦極』が世界一の団体っていうふうに言われてるように自分も盛り上げていきたいです。石井とも話をしましたけど、石井とも切磋琢磨して、この団体、総合格闘技を盛り上げていけたらなっていうふうに思います」
──総合格闘技の練習はどこでやられているんでしょうか?
泉「いまの練習場所っていうのは、道場を借りて自分と、自分の先生である安生洋二先生に教わってる感じです。これからどこかに所属するかというのは、いろんな方々と話して決めていきたいなと思います」
──総合格闘技ではどのぐらいの階級を考えているんですか?
泉「考えているのはライトヘビー(93キロ以下)です」
──いままでも総合格闘技を観てこられたと思うんですけど、自分が考える理想の総合格闘技像とか、目指している総合格闘家は誰かいますでしょうか?
泉「スタイル的に言えば、PRIDEのときのヴァンダレイ・シウバみたいな、打ち合うようなスタイルっていうものを心がけていきたいですし、ファンが喜ぶような試合をこれからやっていきたいなと思います」
──柔道から総合格闘技に転向するにあたって、何かきっかけみたいなものはあったんでしょうか?
泉「もともとPRIDEがテレビで放映されてるときから総合格闘技というものには興味を持っていましたので、そういった意味で、やってみたいなという気持ちが芽生えて、その気持ちが強くなってきたので(転向を)決めました」
──ライトヘビー級というと、『戦極』では吉田選手もいますが、いずれ対戦してみたいという気持ちはありますか?
泉「べつに個人的にはそんなに(闘いたいというのは)ないんですけど、もしそれがファンが求めて、実現させたいというふうに言われれば、僕自身はやってもいいかなとは思いますし。ただ、やっぱり、尊敬する先輩なので、胸を借りるつもりでやってみたいなぁというふうには思います」
──目標は世界一ということですが、団体関係なく、いまライトヘビー級での世界一は誰だと思いますか?
泉「いま現段階では、UFCだとすれば、LYOTOじゃないですかね」
──安生さんに指導を受けるようになったきっかけと、いつ頃から指導を受けられているのかを教えてください。
泉「日時は6月の全日本の実業団の団体戦が終わってからですね。本格的に練習を始めたのは。なんで安生さんかっていうのは、前からお会いしたことはあったんですけども、総合格闘技の技術も高くて、その中で、自分のこの体型、あとは自分のファイトスタイルっていうものを考えてくれて。また、相談に乗ってくれたりもしたので、自分としてもやりやすいなっていう感じもありましたし、それ以外にも、自分の考えてるファイトスタイルっていうものを自分以上に安生さんが考えてくれてるんで。そういうところから、安生洋二氏を選ばせてもらいました」
──総合格闘技の練習をやってみて、柔道とは違う難しさというのは、どういったことで感じますか?
泉「練習で一番難しいと感じて、課題なのが打撃ですね。やっぱり、柔道にはない打撃っていうのが、いま自分の中でテーマですし、それに興味を持って練習してる感じです」
──『戦極』参戦を決めた理由として「凄く熱意を感じた」とおっしゃってましたけど、ほかの団体からのオファーはあったんでしょうか?
泉「もともと一つの団体に決めようと思ってましたんで。『戦極』から(オファーを)受けたときには、ほかの団体からは受けないようにというのもありましたし。『戦極』しか考えてなかったというよりは、『戦極』の熱意をいかに感じられるかっていうふうに、自分の中で決めてたんで。その熱意が感じられたんで、僕的には『戦極』っていう舞台を選ばせてもらいました」
──同時期に総合格闘技への転向を発表した石井慧選手のことは意識したりはしますか?
泉「正直ないです。しいて言うならば、お互い同じ団体でやっていくことを決めたのならば、切磋琢磨して、この団体を世界一の団体にさせられるように頑張っていきたいなと思いますし、お互い階級も違いますから、たぶん、世界一になるときには、お互い世界一になってると思います」
──國保さん的にはいつぐらいにデビューしてもらいたいという希望はありますか?
國保「まったく練習も観てないですし、わかんないですけど、ただ単に希望だけ言えば、一日も早くデビューしてもらいたいと思いますし、大きなところでたくさんのファンに観てもらえればいいなと思ってます」
──國保さんにお聞きしたいんですけど、可能であれば、泉選手の契約期間と試合数はどれぐらいか教えてください。
國保「守秘義務のこともありますので詳しくは言えないんですけども(笑)、複年数、複試合と思ってください」
──去年の北京オリンピックで悔しい想いをされたと思うんですけど、その想いをロンドン五輪で晴らすのではなく、総合という道でというふうに切り替えられた理由を教えてください。
泉「北京前には『進退を懸けて』っていうふうに常々言っていたと思うんですけど、やはり自分の柔道に対する想いっていうものが北京に向けて、もの凄く強かったっていうのがあって。それであの結果で、自分に対して不甲斐なさが感じられたんで、それぐらい懸けてたっていう想いがあるんですけれども、そのぶん、冷めるのも早かったのかなって思います」




