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青木vs川尻は5月か7月!? DREAM年間スケジュール発表

28日、3.22『DREAM.13』開催発表記者会見が行なわれた。谷川貞治FEG代表取締役と笹原圭一イベントプロデューサーが2010年の年間スケジュールなどについて発表した。
3月22日『DREAM.13』
開催発表記者会見

まず会見冒頭で挨拶した谷川氏は「大晦日がいろんなことありましたが大変盛り上がりまして、ファンの熱が高まってきていると感じています。そういう意味で今年のDREAMは勝負どころで、2年間格闘技界が元気ない中、手探りでやってきましたが、年末に戦極さんと対抗戦を行ない、日本の格闘技界が一致団結して盛り上がる、格闘技熱が戻ってきている兆しがあります。2010年という節目の年ですので気持ちも新たに1つのイベントを大切にしていきたいと思います」と語った。さらに谷川氏は「DREAMに上がりたいという海外からのメールが殺到して、選手の売り込みが盛んになってきました。僕は笹原さんとかDREAMのスタッフに転送しているだけなんですけど(笑)、いい選手をどんどん上げていきたいです」と新たな選手の参戦も匂わせた。

谷川氏は『DREAM』の年間開催スケジュールについて「3月22日の横浜アリーナ大会からスタートして、4月、5月、7月、9月、10月、12月に開催します。12月は『Dynamite!!』です。TBSさんとスポンサーさんについてもほぼ合意に至っているんですが、調整段階なので、放送スケジュールやスポンサーについては2月に入ってから発表します」と年6回の開催を宣言。海外大会の開催も予定しており、「海外からやってくれという声が大きいですが、アメリカにはUFCやストライクフォースという総合格闘技団体の強敵がいるので、DREAMはアジアから始めよう、と。まず韓国で大会を近日中に開きたい。おそらく4月の後半にジャンチュン体育館でやります。総合格闘技の選手が韓国には多いので、日本と韓国の強豪をまじえて、日本とも見劣りしない、それ以上の大会を開いていきたいです」とアナウンス。このほかにも香港、マカオ、台湾での開催プランもあるという。

昨年10月に開催したケージでの開催については「今年1回はやりたいと思っています。DREAMの主戦場はあくまでもリングですけど、予算がかかったので減価償却もしなきゃいけないし(笑)、意外にも好評で、選手もまだ慣れていないのでやってみたいです」とのこと。このほかにもゲガール・ムサシを中心としたライトヘビー級トーナメントを8〜16名参加で開催する方針。アリスター・オーフレイムを軸にしたヘビー級王座決定戦、空位となっているミドル級王座決定戦も2010年に実施すると発表した。

「格闘技界はいろんな団体がありますが、戦極さんを含めておもしろい展開をしていかなきゃいけないと思っています。いい選手を発掘して、磨き上げて育て上げて、いつのまにかピカピカなイベントはDREAMだというふうにしたい。またUFCが欲しくなるようなDREAMを目指していきたいと思います。それは今年中に実現可能だと思います。我々が出すチャンピオン、スター選手はどこの団体もほしがる選手になると思いますので全階級で揃えたいと思います」と谷川EPは真剣なまなざしで語った。

続いて登場した笹原EPからはストライクフォースとDREAMの関係について、あらためて説明した。

「去年の大晦日にスコット・コーカー氏(ストライクフォースCEO)が観に来場する予定だったんですが、奥さんが体調を崩して風邪をひいて来られなかったんですが、マッチメイカーの方が足を運んでいただけていました。あの盛況ぶりを観て『もっと協力関係のパイプを太くしてやっていきましょう』と変わらず話をさせていただいております」と引き続き友好関係を結んでいることを強調。

「マリウス・ザロムスキー選手やジェイソン“メイヘム”ミラー選手がストライクフォースに取られたんじゃないかという報道が一部でありますが、そうではないです。ストライクフォースとの共同関係の中で、日本と北米で彼らを分けてい使っているとお考えください。アジアの権利はDREAMが持っていて、北米の権利をストライクフォースが持っていてスケジュールを調整しながらやっています。去年、DREAMではフェザー級GPをやっていたのでなかなか重い選手は使いづらい。大晦日にもストライクフォースの選手を使うアイデアもあったんですが、戦極さんとの対抗戦が急浮上してきましたのでその話も流れたという状況です。ということで、ストライクフォースに選手が流出したわけではないことを誤解なきようお願いします」

あらためて協力関係の中で選手のスケジュールを考えながら選手を起用していると説明した笹原EP。さらに「今年はチャンピオンクラスの選手の交流も盛んにしていきたいと思います。こちらもチャンピオンクラスの選手を送り込み、向こうからも具体的にはギルバート・メレンデス、ロビー・ローラー、ジョシュ・トムソンといった選手が上がってくると思います。ライトヘビー級GPにもストライクフォースの選手が大挙して参戦してくると思います」と予告した。

会見後に囲み取材に応じた中で笹原EPは「青木vs川尻の両者は、タイトルマッチまでに試合をすることもあるかもしれないですが、なんかおかしくないですか? 調整試合的なものを挟むことはいまは考えていないです。川尻くんがいまケガをしているので回復具合を観ながら、5月なのか7月なのかということになります。韓国では考えていないです。二人の体調、放送を含めてまわりの環境が整ったところでやりたいと思います」と注目のライト級タイトルマッチについて言及した。


大晦日に勃発した青木真也の腕折り中指問題について「処分はないのか?」という質問には「ファンの方の意見も、日本格闘競技連盟の意見もいろんなご意見を聞いています。プロモーターとしては厳重注意という処分を与えているという認識ではあるんです。ただ、試合後とはいえリング上で起こったことなので、競技陣(レフェリー陣)がどういう判断を下すのか。競技陣には届いているいろんな意見を伝えています。もしかしたら1週間以内に、何らかの処分を求める話は競技陣からあるかもしれません」と笹原EP。この問題については谷川氏も「プロモーターは、どちらかといえば関係ないんですよね。処分に沿ったかたちでどうやって使っていくかという問題だと思っています。来週ぐらいには発表できると思います。さっsと片付けた方がいいと思うので」と語った。

谷川氏は「いろんな団体と垣根を越えて熱い試合をしないとダメですね」と対抗戦を行っていく方針だ。「戦極さんとの対抗戦は良かった面も悪い面も出た大晦日でした。一緒にやっていくならしっかりした信頼関係を作っていかなきゃいけないです。別々の道なら、しのぎを削らなきゃいけない。まあ、いい関係でやっていくことが重要だと思います」と語った。これを補足するかたちで笹原EPは「DREAMと吉田道場の間には何もないので、お話する機会があれば話をしていきたいと思っています」と付け加えた。吉田秀彦の引退試合については「DREAMでやるという話はないです。話もしてないです」と谷川氏が否定した。

さらに谷川氏はその吉田秀彦に判定負けを喫した石井慧について「あれじゃダメだと思うし大成してもらいたいという気持ちなんですが、相変わらずコミュニケーションが取れないですからねぇ。ファイターは一人じゃ強くなれないですからね。鍛えるチームが大切ですし、プロデュースする団体が大事。機会があればDREAMのリングにも上がってもらいたいですけど、単発であがるというより一緒になって育っていこうという気持ちがないと、なかなかいい関係ではいられない。そこの関係はいまはないです。もったいないと思うので頑張ってもらいたいです」と苦言を呈しつつエールを送った。

今年もDREAMの選手をK-1 MAXに参戦させるプランはあるようで、谷川氏は「去年の川尻くんじゃないですけど、菊野克紀選手も、Dj taiki選手も、池本誠知選手も、所英男選手も、高谷裕之選手もできると思います。笹原さんによると彼らも参戦を希望しているらしいので。KIDくんにも気持ちがあるならチャンスを与えたいし、そういう選手がMAXに上がってくることはありえます。菊野選手は凄く強いと思いますね。体重は少し重いですけどアンドリュース・ナカハラは強いと重いますし、エディ・アルバレスのK-1ルールも観てみたい。逆に渡辺一久も総合をやりたがっていますし、(長島)自演乙(雄一郎)もやれると思うし、そういうことがいいタイミングで出てくると。魔裟斗vs川尻じゃないですけど、いい構図の中で作りたい。夢は広がりますね。魔裟斗のようなスーパースターはいないですけど、おもしろいですね。それぞれがレベルが高いので、その中で誰かが突き抜けてくれればいいです」と膨らむ夢を口にした。